車椅子アイドル怒り「外道すぎる」障害者マッチングアプリを悪用したぼったくりに

仮面女子の猪狩ともか（2023年撮影）

事故で脊髄を損傷して車いすで活動しているアイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか（33）が17日、X（旧ツイッター）を更新。障害者向けマッチングアプリを悪用したぼったくりに怒りをあらわにした。

今年1月にマッチングアプリで知り合った相手を都内の飲食店に誘い込み、現金110万円などを支払わせたとして男女3人が逮捕されたと報じられている。障害者向けのマッチングアプリを通じて、障害のある男性にぼったくり行為をしたケースもあったとみられている。

この報道を受けて、猪狩は、「障害を打ち明けるのに勇気がいる人にとっては、最初から障害者であることを提示できる点が障害者用マッチングアプリのメリットだと思うんです。そういう方を狙って付け込んで騙すとか外道すぎる」と怒りをあらわにした。

また、「私の周りは障害者用ではなく、普通のマッチングアプリを使うというお話は聞いたことがあります」として、「最初から車椅子ですアピールをしとく派と、仲良くなってから実は…って話す派がいました！」と車椅子ユーザーのマッチングアプリ事情を明かしている。

猪狩は18年4月、東京・文京区の湯島聖堂の敷地内にあった立て看板が倒れて下敷きになり、脊髄を損傷する大けがを負った。同年8月26日、ステージ復帰を果たした。