映画「金子差入店」公開記念舞台あいさつに登壇した、左から古川豪監督、SUPER EIGHT丸山隆平、真木よう子、寺尾聰、三浦綺羅、川口真奈(撮影・村上幸将)

SUPER EIGHT丸山隆平(41)が17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、8年ぶりの主演映画「金子差入店」(古川豪監督)公開記念舞台あいさつで、共演の寺尾聰(77)からベースの名ブランド「ATELIER Z」(アトリエゼット)のショートスケールをプレゼントすると約束され「やった!!」と歓喜した。

「金子差入店」は、厳しい審査や検閲がある差入のルールを熟知し、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する差入屋を描く。古川豪監督が、オリジナル脚本も手がけた。

さまざまな事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある仕事を営む家族の絆と、彼らが巻き込まれる不可解な事件を描く。丸山は、差入店の店主を務める金子真司、寺尾は真司のおじ星田辰夫を演じた。

トークの中で、タイトルにちなみ、丸山に差し入れしたいものは? と質問が出た。

寺尾は「丸山君とは、そんなに深い仲ではないし(撮影期間も)短かったのでどういうものを彼が望んでいるのか分からなかった。つい、さっき『履歴書に職業欄に何て書く?』と言ったら『タレント』と答えた。もし『俳優』と答えたら、秘蔵の俳優の教科書の1冊を…と思ったが、あげないことにした」と答えた。

「差入、ない?」と丸山にツッコまれると、寺尾は「前から欲しがっていたものがあった。僕も使っている『アトリエZ』のベースを1本。短いショートスケールを君にプレゼントする」と約束。丸山は「やった! 自慢しよう。ガチです…裏であげるよと言われた。セッション、ライブで使い、MCで思い切り自慢します」と大喜びした。

この日は真司の妻美和子を演じた真木よう子(42)、息子和真役の三浦綺羅(12)、毎日のように拘置所を訪れる女子高生・二ノ宮佐知役の川口真奈(17)と、主題歌「まなざし」を手がけた4人組ロックバンド「SUPER BEAVER」も登壇。

丸山は「今日は、SUPERで言ったら、大先輩。特別な日になると思います」と大歓迎。SUPER BEAVERのボーカル渋谷龍太(37)は「SUPER先輩です。人間を主軸にした物語の一端を担えて光栄。うれしい1本、1曲になった」と作品への参加を喜んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 丸山隆平「金子差入店」おじ演じた寺尾聰から名ブランドのベースプレゼント約束「自慢しよう」