岸博幸氏 米高騰は「農林水産省の行政の失敗の結果」と批判
日刊スポーツ_芸能 2025年05月17日 12:33:46
元経産省官僚で内閣官房参与も務めた慶大大学院教授の岸博幸氏が17日、カンテレの情報番組「ドっとコネクト」(午前11時20分、正午=関西地区)に生出演。番組では備蓄米の放出が始まってもなお、米価格の高騰が続く状況を取り上げた。
農林水産省が12日に発表した全国のスーパーで販売する米5キロの平均価格は税込み4214円と、前の週より19円下がった。
米の価格下落は18週ぶりだが、わずかな値下がりについて、岸氏は「まだ大きく下がるか、分からない。1年間でお米の値段が2倍になった」と解説し、高騰の原因について「農林水産省の行政の失敗の結果です。これまでずっと減反をやってきて、価格維持が目的だったとは言え、生産量を減らしてきた」と指摘した。
備蓄米を放出したが、米高騰は続いている。備蓄米の入札に参加する「条件を緩和するのも、ようやくこれから。遅すぎます」と強い口調で批判した。
情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
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