活動休止中「フジファブリック」ギターが新バンドで活動開始「今、新たな一歩を」7月に初ライブ
今年2月6日のライブで活動を休止したロックバンド「フジファブリック」のボーカル・ギターの山内総一郎が16日、X(旧ツイッター)を更新。新バンドでの活動を発表した。
「フジファブリックが活動を休止してから数ヶ月が経とうとしています。この間、自分自身とじっくり向き合い、音楽への想いを改めて深める貴重な時間を過ごしました。そして今、新たな一歩を踏み出します」と書き出した。
続けて「僕の新しい居場所となる『Wedeln's lodge』がスタートします。音楽を通じて皆さんとより近くでつながれることを心から楽しみにしています。さらに7月9日には『The Hole In The Wall』と題してファーストライブを開催します。壁に空いた小さな穴のような、ささやかだけれど確かな一歩を、皆さんと共に踏み出せればと思っています」と報告した。
「フジファブリック」は2000年に結成された。志村正彦さん(ボーカル・ギター)山内総一郎(ボーカル・ギター)金澤ダイスケ(キーボード)加藤慎一(ベース)の4人で活動を続け、09年にフロントマンの志村さんが29歳で死去後も3人で活動を続けてきた。
昨年7月には公式サイトで今年2月での活動休止を発表。
活動休止理由については「12枚目のアルバム『PORTRAIT』を制作中の2023年、金澤ダイスケより、自分のすべてをこのアルバムに注ぎ込み、20周年イヤーを全力で駆け抜け、その後バンドを脱退したいとの申し入れがありました。メンバー、スタッフ間で何度も話し合いを行いましたが、この20年間でバンドに対してすべてを出し尽くしたという金澤の意思は固く、バンドとしての活動継続は困難という判断に至り活動休止という決断をしました」と明かしている。
以下、発表全文
いつも応援してくださっている皆さまへ
フジファブリックが活動を休止してから数ヶ月が経とうとしています。この間、自分自身とじっくり向き合い、音楽への想いを改めて深める貴重な時間を過ごしました。
そして今、新たな一歩を踏み出します。
僕の新しい居場所となる「Wedeln's lodge」がスタートします。音楽を通じて皆さんとより近くでつながれることを心から楽しみにしています。
さらに7月9日には「The Hole In The Wall」と題してファーストライブを開催します。壁に空いた小さな穴のような、ささやかだけれど確かな一歩を、皆さんと共に踏み出せればと思っています。
今日まで音楽の道を歩み続けられたのは、支えてくださった皆さまのおかげです。この新しい挑戦も、ぜひ一緒に歩んでいただけたら幸せです。
新しい景色を一緒に見に行きましょう。
心より感謝を込めて。
山内総一郎