パチッコリン・ムッシュ・サイトーのXから

オンラインカジノで賭博をした疑いで、福島県警に書類送検された福島市在住のお笑いコンビ、パチッコリンのフジナッツ健(41)の相方、ムッシュ・サイトー(47)が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、謝罪した。

「このたびは、相方・フジナッツ健のオンラインカジノに関する行動により、関係者様ならびに応援してくださるファンの方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことをおわび申し上げます」とつづった。自身のオンラインカジノへの関与は否定し「そのため警察からの聴取なども受けておらず変わらずに活動は続けさせていただいております。皆さまからご心配のご連絡をいただいておりますのでこの場をお借りしてご報告させていただきます」とした。

その上で「コンビとして相方がオンラインカジノを利用していた事実をしっかりと認識せずに注意できなかったこと、配信は趣味の延長と考え個人判断に任せ、その先の多くの人にご迷惑がかかることまで想定できていなかったことの責任をとても重く受け止めております」と反省もつづった。「今後は、人に迷惑をかけることのない、笑顔を届けられる存在となるようにコンビとして声をかけ合い真摯(しんし)に仕事へ向き合い、応援をしてくださる皆さまの信用信頼の回復に努めていく所存です。何とぞよろしくお願いいたします」と思いを記し「改めまして、多くの皆さまにご迷惑をおかけいたしましたことをおわび申し上げます」と締めた。

フジナッツ健は今年3月に自身のX(旧ツイッター)で20年~22年夏にかけてオンラインカジノ賭博を行っていたことを明かしており、同月に県警にも相談していたという。Xでは「違法性についての理解が不足しており、軽率な行動を取ってしまったことを深く反省しています」と謝罪していた。関係者によると、県警は起訴を求めない意見を付けたとみられる。

フジナッツ健は吉本興業運営のNSC東京校8期生で、同期にはジョイマンやパンサーの尾形貴弘らがいた。その後はNSC卒業生の芸人による芝居一座のメンバーとして活動。福島県に移住し、2003年7月にムッシュ・サイトーを相方にパチッコリンを結成した。M-1グランプリにも2015年大会から4年連続で出場し、最高成績は2回戦進出だった。大会公式サイトによると所属は、ゆっくり堂とされている。

その後も福島を拠点に、お笑いイベントなどに出演。マジックショーなどもできるといい、地元のラジオ局でパーソナリティーも務めていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 オンラインカジノで相方書類送検のパチッコリン、ムッシュ・サイトーがXで謝罪 自身関与は否定