水谷隼氏(2024年3月撮影)

東京オリンピック(五輪)卓球混合ダブルスの金メダリスト、水谷隼氏(35)が、13日深夜放送のテレビ東京系「伊集院光&佐久間宣行の勝手に『テレ東批評』」(火曜深夜1時30分)にゲスト出演。過去に出場した「世界卓球」で試合に寝坊したエピソードを明かした。

番組で水谷氏は今月17日に開幕する「世界卓球2025 ドーハ」の見どころを語ったほかに、自身が出場した大会でのアクシデントを明かした。水谷氏は「2007年ですね。ザグレブで世界卓球があったんですけど、ダブルスの試合があったんですよ、朝の10時から。寝坊をしてしまいまして。パートナーも同じ部屋だから2人で寝坊しまして。普通に起きれなかったというか、起きたら試合の直前で」と大失態を明かした。

伊集院光は「そんな奇跡的なことあります?だってパートナーとどっちか起きるでしょ」と反応、水谷氏が「当時はスマホもない時代だったから、今みたいに簡単にアラームとかもセットできてなくて、ホテルの時計みたいなのをやってたら反応していなくて。パッて起きたら試合の直前で、『やばいぞ起きろ!』って言って。たまたま試合会場がホテルから走って30秒くらいの所だった。目の前だったんで、全力で走っていって。そうしたら対戦相手の中国選手が、練習終えて汗ダクダクで試合前の準備していた。僕らは寝坊して焦って冷や汗でダクダクで試合会場行って。アップもしないまま、そのまま試合して、勝っちゃったっていう」と語った。

水谷氏は「相手選手が馬龍っていう、今でも中国史上一番強いって言われている、リオと東京で金メダル取った選手だった。唯一寝坊したときだけダブルスで勝った。それ以外は全然勝ったことないのに」と恥ずかしそうに語った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 五輪金メダリスト、衝撃の国際大会寝坊を明かす 試合は強敵にその時だけ「勝っちゃった」