「ウマ娘」などの声優小倉唯、廃棄処分品不正転売判明 刑事面対応も視野 憶測情報拡散にも注意
声優小倉唯の公式サイトが14日までに更新され、廃棄処分を依頼していたものの一部が不正転売されていたことが判明したと発表した。法的措置を進めているという。
同サイトでは「この度、小倉唯の運営チームにおいて、廃棄処分を依頼していた物の一部が、第三者によってオークションサイト等で不正に転売されていたことが判明いたしました」と報告。「該当の品は、廃棄を前提として回収業者へ処分を依頼したものであり、譲渡・販売を許可した事実は一切ございません。現在、事態を重く受け止め、弁護士を通じた法的措置を進めるとともに、警察とも連携し、刑事面での対応も視野に入れております。なお、転売された品につきましては、すでにすべて運営側にて回収が完了しております」とした。
そして「また、本件に関するSNS等での無責任な投稿や憶測に基づく拡散行為は、今後の対応に悪影響をきたすだけではなく、名誉棄損やプライバシー侵害等、重大な権利侵害につながるおそれもございます。該当する投稿への共感を示す『いいね』などの行為も、内容の拡散や誤情報の助長につながりますので、控えていただきますようお願いいたします。すでに投稿・拡散されている方は、内容の削除にご協力いただけますようお願い申し上げます。広めて得られるものは何一つなく、むしろ事態を混乱させる行為、妨げとなりかねません。ご自身の発信には、どうか責任をもってご対応いただきますよう、重ねてお願い申し上げます」と続けた。
最後に「ファンの皆様には、多大なるご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。今後このような事態が再び起こらぬよう、社内の管理体制も見直し、関係各所と連携の上、再発防止に向けて厳正に対応してまいります。引き続き、安心して応援していただける環境づくりに努めてまいりますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます 小倉唯スタッフ一同」と記した。
小倉はアニメ「HUGっと！プリキュア」「神様のメモ帳」、ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」など数々の作品に出演。歌手、アーティストなどとしても幅広く活躍している。