金子恵美氏、中居正広氏の反論は「権利としてあるべき」だけど「被害者がいる現実は変わらない」
元衆院議員の金子恵美氏(47)が13日、CBCテレビ制作TBS系「ゴゴスマ-GO GO!Smile!」(月~金曜午後1時55分)に生出演。元タレントの中居正広氏(52)が代理人弁護士を通じ、フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビが設置した第三者委員会による調査報告書に対し、反論したことについて言及した。
「今回の反論の中に中立性、公正性を欠いた報告書であると言ってますけど、あくまで事実認定においての中立性を欠いたものであって。忘れちゃいけないのは、1つ報告書という結論が出て。この間、フジテレビという会社が経営改善をしたり、新しい動きが出てきたのは、誰にも忖度(そんたく)なく公正中立にやってきたものであると私は整理している」と切り出した。
その上で「ただ、言われてみれば中居氏個人の弁明がない中で話がどんどん進んで、中居氏は何も言わないのかなと。意思を示さないのかなと思っていたところで、遅くなったとしても、主張したいことがあるということで、反論されるのは権利としてあるべきだと思う」とした。
続けて「ただ事実認定のところで、中居氏が感じている違和感があるとしても、現時点で被害者がいるという現実は変わらないと思うのです」と主張。「情報とか事実とか証拠を開示するにあたって、非常にそこは慎重に進めていってほしい」と願った。
中居氏側は12日、「中立性、公平性を欠いていると言わざるを得ない」などと反論。関連資料の開示請求、本調査報告書の問題の指摘および釈明の要求を通知。中居氏と女性の一連のトラブルについて、第三者委員会は性暴力があったと認定していた。
調査報告書によると、中居氏が守秘義務解除に応じなかったとされているが、中居氏側の代理人弁護士側は当初、中居氏が守秘義務解除を提案していたなどと主張。中居氏が約6時間にわたってヒアリングに応じたものの、報告書には発言の要旨がほとんど反映されていないことも合わせて指摘している。