クロスバー直撃渡邊センス(2024年9月撮影)

お笑いコンビ、クロスバー直撃の渡邊センス(41)が13日までにX(旧ツイッター)を更新。写真週刊誌「フライデー」発行元の講談社に損害賠償や訂正記事を求めた裁判の第6回弁論準備が12日にオンラインで非公開で行われ、思いをつづった。

渡邊は「今日また久しぶりに争いの続きしてきました」と報告。講談社側の陳述に「今までずっとまともな言い分もないし、こっちの投げた球に対しての返しもない。壁に投げても少しは戻ってくるのに、こんにゃくみたいにフニャンとしてる」と印象を記し「こんななる前に最初に謝れよ。悔しないん?、ないか。金は稼いだもんなそれで」と皮肉を込めた。

裁判は「週刊文春」がダウンタウン松本人志(60)の女性への性行為強要疑惑を報じた記事を発端に、松本へ女性を「上納」していた後輩芸人の1人として渡邊の名が挙げられたことが要因となっている。松本が名誉毀損(きそん)で「週刊文春」を発行する文藝春秋社を提訴したことに続き、渡邊も講談社側を訴える形となった。

前回までに、講談社側は記事で出たA子、B子とされる女性2人が、渡邊らと共にホテル会食に出席した松本との性的行為をほのめかす発言をしている動画や、別日の酒席でA子とみられる女性に渡邊が抱きつく様子をおさめた動画、A子への取材音声などを主張を補強する資料として提出。準備書面では、A子が「フライデー」の取材を受けた経緯について「週刊文春」などで松本に関する報道がなされる中、そうした会食に参加経験のある者として、意に反した性加害はなく、松本を擁護する思いで情報提供したことなども記された。

一方、渡邊側は書面で、A子の供述の事実と異なる点や、B子への取材を行っていない点、吉本興業にも質問状を送ったのみとした点などを挙げ「取材活動はずさんというほかない」と指摘。今回の提出証拠が記事の信頼性向上にはつながらないと論じた。

また、記事では渡邊がA子、B子と事前に居酒屋で合流して酒席へ向かったことも記されていたが、18年10月の酒席開始直前まで渡邊はイベント出演の仕事があり、そうしたことが不可能だったことなども主張。前回3月の弁論準備時にはA子、B子とは異なる出席者のX子と渡邊が仕事で遅れる旨などをやりとりしたLINEのスクリーンショットも提出された。合わせてA子とX子が別人であることも原告、被告双方で確認もなされていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 講談社と裁判の芸人がチクリ「こんななる前に最初に謝れよ。悔しないん?」