嵐ゆかりの“聖地”神社 平静さ漂うも、ファンが残した絵馬には熱い思い
嵐が来春開催のコンサートツアーをもって解散することを発表し、一夜明けた7日、ファンをはじめ、グループゆかりの“聖地”では、活動終了を惜しむ声やねぎらう声があがった。ドラマの舞台になった善國寺(東京都新宿区)の嶋田堯嗣(ぎょうじ)住職(78)は、嵐の影響力の大きさや、同ドラマに主演した二宮和也(41)との思い出について語った。関西にあるメンバー“ゆかり”の神社には、絵馬にファンの思いが詰まっていた。
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ゴールデンウイーク(GW)明けとあってか、活動休止の発表にも関西にあるメンバー“ゆかり”の神社は平静さが漂っていた。
二宮神社(神戸市)の担当者は「特に昨日きょうで問い合わせが増えたり、参拝の人が増えた印象はありません」。櫻井神社(兵庫・尼崎市)、松本神社(京都・城陽市)もファンであふれかえることはなかったが、どこの境内も「嵐の5人がどうかこれからも幸せでいてくれますように」「25周年は5人そろって笑顔がみたい!」などと、ファンが残した絵馬に熱い思いが込められていた。
一方、GW中は1日100人以上のファンが訪れたという大野神社(滋賀・栗東市)には、「ニュースを見て名古屋から来ました」というファンなど数十人が参拝。禰宜(ねぎ)の大宮聡氏は「神社というのは参拝者があってこそ。参拝者が増え、知名度が上がったのは嵐さんのおかげです」と感謝していた。【阪口孝志、三宅敏】