矢沢永吉、衝撃のライブ中”パンツ裂け&穴開きカニ歩き事件”振り返る「だから生なんですよ」
歌手矢沢永吉(75)がTOKYO FMとニッポン放送のスペシャルコラボ番組「矢沢永吉ソロ50周年記念 矢沢永吉 I'm Happy」(午前11時30分)に出演。過去のコンサートでのハプニングとして、生のステージでパンツが裂けて穴があいて、カニ歩きで舞台袖に”逃げた”エピソードについて話した。
TOKYO FMの共演パートナーとして参加のグランジ遠藤大輔(45)がリスナーからとして「矢沢さんがこれまで作り上げてきたライブの中で生だからこそ印象的なハプニングについて教えてください」との質問をぶつけた。矢沢は「もういっぱいありましたよ。ハプニングが起きたときに逃げないで、それを題材にしちゃう、逆に」と話した。
あるライブでジャンプした拍子にはいていたパンツが裂けてビリビリに破れてしまったという。矢沢は「完全にパンツが裂けてる。手をあてて“オーマイガー”って」と当時を思い起こした。そのままカニ歩きでステージの袖に姿を消して、バンドメンバーにはジェスチャーで「ギター演奏でつなげ」と指示したという。
舞台袖に去った矢沢は「ギターソロでつないでいる間にスタッフに“パンツパンツパンツ”って叫んだ。でも、袖にいるヤツらオレが何言ってるか分からない。で、パンツを持ってくる。長い3分なのか4分なのか…その時間が長かったです。はき替えてね、歌う。問題はそのときのMC」と話してから間をあけた。
矢沢は「問題は、これを言う。カッコつけなきゃいけない。客から見たら変なことが起きてることは分かる。YAZAWA、カニ歩きでいなくなった、だ、メンバーがうろたえてどうすりゃいい、だ、ほいでギター(演奏)つないでるわ、で、バーンと終わった。MCで言う時に、それを言わないのはおかしいでしょ?」と状況説明から収拾方法を話した。
矢沢はその時のMCを再現して「実はね、みんなもおかしいと思ったろ? 実はパンツ裂けて、パンツ取り替えるのにオレ、逃げたよ、それでギターがつながなきゃいけない、つながなきゃいけない…それがライブなんだよ。みなさん、すみません、OK、続けていきましょう、って」と危機回避をしたMCを再現して見せた。そして矢沢は「だから、本当のことを言った方が“生”なんですよ」と巻き舌口調で話した。