粗品(2024年3月撮影)

お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(32)が5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。定番企画「1人賛否」内で、所属の吉本興業から退所を発表した令和ロマン高比良くるま(30)について言及した。

同企画は「最近のSNSニュース斬った」のタイトルで、粗品自身の意見ではなく、あくまで「コント」だと前置きした上で最新の話題についてツッコミを入れていく。

くるまの契約解除をめぐり、粗品はネット上で吉本興業への批判がお笑いファンを中心にあったことを指摘。「ちょっとだけネットの流れが、令和ロマンがあの動画を出してちょっと吉本バッシングに思いのほかいってもうてんのが、くるまも不本意やと思うのよなぁ」と動画で退所経緯を説明した、くるまの心中を推察。その上で「結構、お笑いファンってキモくて。それは昔から思ってたけど、こういう時にもやっぱお笑いファン、分かってないなって。やっぱ笑わされる側よな、いつまでたっても。ちょっとアホなんでしょうねって、ちょっと思った」と私見を述べた。

続けて「だから安心もしたけど。あぁまだまだ笑わせられるわ、こいつらのことって。アホやから」と語った。

吉本が発表したくるまの退所声明内にあった「双方合意」の文言については「双方合意ってことは確かにでも、くるまの肌感、温度感からしたら、いやいやそんなんじゃなかったで吉本さんっていうのも分かる。いやいや、もうほぼ誘導してましたやんっていうのをちょっと分かってくれっていう動画っぽかったし、あれは」と推察した。

そして「別にクビというか、二択を与えて、みたいなところも聞くしな。だからお笑いファンがちょっと知ったような口を利くんだけがキモいかな。こういう時、やっぱ吉本批判されがちやけど、それももう古いで、という感じでした」と語った。

さらに「俺はこの騒動を見た時に吉本がたたかれてるの、めっちゃ胸痛かったし。結構俺も吉本おって長い。周りにいる社員も結構きずなも芽生えとるわ。マネジャーも結構代わる代わるってなってるけど、やっぱ全員の顔も思い出すぐらい」と語った上で「いい会社やと思う。金も借りてるし」と吉本愛を強調した。

最後に「くるまのこの気持ちっていう面は分からんでもないなっていうことかな。やっぱそれこそ、どっちの意見も聞かんとさ。自分の意見っていうのは出てこうへんねんけど。で言うと、令和ロマン側の意見しかなくて、で、吉本はこの件について反論とかもせえへんやろうから」と語った。

オンラインカジノを過去に利用したと認め活動休止していた高比良について、吉本興業は先月28日、同日付でマネジメント契約を終了したと公式サイトで発表した。コンビ活動は継続し、相方の松井ケムリは引き続き、吉本所属のまま活動を続けることも明らかにした。

令和ロマンの2人は同日に動画で退所経緯を説明。事務所幹部と今後について話し合う中で、一連の問題について同チャンネルなどでくるま自ら意見を発信したことに「こっち(会社)としてはやってほしくなかった」と告げられ「会社との信頼関係というのがなかなか壊れてしまったから、くるまくんが望めばやけど」と契約解除を持ちかけられたと明かした。

一度は冗談だと思い、謝罪を繰り返したが、社内スタッフなどにも雰囲気を確認。「大人の言い方だったことが判明した」と応じることを決意し、同時に活動自粛も解けることから「どちらかというと(早期の復帰が)優先」と書面にサインしたという。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 粗品が推察、高比良くるまの吉本退所経緯の動画真意「温度感からしたら…もうほぼ」コントで言及