筧美和子、映画初主演に感謝「光栄だなと思ってます」 自由奔放なベテラン俳優から結婚祝福
筧美和子(31)陣内孝則(66)4日、横浜市内で、第3回横浜国際映画祭レッドカーペットに出席した。2人は映画「オオムタアツシの青春」(25年9月公開、瀬木直貴監督)で共演、筧は初主演となる。
同作は昭和の風情が残る炭鉱町・大牟田を舞台に、人生につまずいた大人たちと、病気を抱えながらも前向きに生きる少女の偶然の出会いから生まれるかけがえのない絆を描いている。筧は1度は諦めた洋菓子店開店の夢をつかむべく再び奮闘するパティシエ五十嵐亜美、陣内は人知れず車上生活を送る樋渡静男を演じる。
筧は同作を「この映画は人生に傷を負った人たちが大牟田市に集まり、出会いをきっかけに前を向いていく再生の物語です」と説明。「とても温かい映画で、初主演がこの映画で光栄だなと思ってます」とし、「ぜひ多く方に見ていただけたらなと思っています」とアピールした。
陣内は冗談交じりにあいさつした後、今年3月に結婚した筧を「結婚おめでとうございます」と祝福。「艶っぽい演技をしていました」と称賛した。また、同席した福山翔大(30)に対してはイジり倒し、福山は「全部ウソです!」と否定していた。
自身については「俳優としては伸び悩んでいたけど、この作品ではちょいちょい良い芝居をしていて、まだ俺も伸び代があるなという気がしています」と自信をのぞかせた。