広末涼子、新東名の追突事故時、片側3車線の左右の壁に複数回衝突 周囲より速い速度か
傷害容疑で静岡県警に先月8日に逮捕され、同16日に処分保留で釈放された女優広末涼子(44)が、逮捕前に新東名高速道路で起こした大型トレーラーとの事故の際、片側3車線のトンネル内の左右の壁に複数回ぶつかっていたことが4日、関係者への取材で分かった。
目撃情報などによると、広末の運転する車は先月7日、静岡県掛川市内の新東名高速道路の粟ケ岳トンネル内を走行中、左右の壁に複数回ぶつかってから、前方を大型トレーラーに追突した後に停止したという。ブレーキ痕は確認されておらず、県警は今後、壁に残された衝突跡など、詳しい状況を確認するものとみられる。
トンネルの壁面に複数回ぶつかってもなお、前方を走行していたトレーラーに追突した状況から、広末の運転する車が事故当時、周囲の車よりも速いスピードで走行していた可能性がある。県警は、事故当時の速度なども、今度詳しく調べるものとみられる。
広末は4月7日、奈良から東京への仕事の帰りに車で移動。静岡県掛川市内の新東名高速道路のトンネル内で大型トレーラーに追突。トレーラーの運転手にけがはなかったが、広末の同乗男性が骨折のけがを負った。その後、搬送された島田市の市立総合医療センターで、女性看護師の足を蹴るなどしたとして、同8日に傷害容疑で現行犯逮捕された。同9日に送検され、同10日には自動車運転処罰法違反容疑で都内の自宅を家宅捜索された。同16日、処分保留で釈放され、傷害事件と交通事故については任意の捜査が続いている。
所属事務所は今月2日、双極性感情障害および甲状腺機能亢進(こうしん)症と診断されたと公表し芸能活動休止を発表した。