映画「裏社員。-スパイやらせてもろてます-」公開記念舞台あいさつに登壇し鏡開きをするWEST.(撮影・北村健龍)

7人組グループWEST.が4日、都内で映画「裏社員。-スパイやらせてもろてます-」(瑠東東一郎監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。

7人全員で主演する同作は、表では解決できない問題を秘密裏に処理をする会社員、通称「裏社員」たちと、その周囲を巻き込んだ痛快アクションコメディー。

ファンからの質問コーナーでは、役作りについてそれぞれが回答。

威勢のよい裏社員「ジン」を演じた中間淳太(37)は「役は口の悪い人で、モデルにした人がいまして…うちの事務所の室龍汰くん。龍汰の高い声で突っ込む感じがハマるのかなと思って。龍汰の今までの映像を見直しました。高い声で突っ込むのが良いのかなと思って。龍汰に感謝してます。顧問料差し上げます」と報酬を約束した。

あらゆるジャンルに精通する裏社員の「詳敷」を演じた濱田崇裕(36)は「むっちゃ悩みました。今までやらせてもらった役の中で一番難しかった」とバックボーンの掘り下げに工夫を重ねたことを明かした。さらに、神山智洋(31)が演じた、うそをつかない正直な性格の裏社員「宝田」役を狙っていたことを告白。「最初、宝田やりたすぎて宝田のセリフを本読みで言おうとしたんです。アイデアを持って行ってたのに、急きょ『詳敷』って言われたから。すごい難しかったです」と苦笑。重岡大毅(32)から「そんなヤツ聞いたことないわ」と突っ込まれ、会場の笑いを誘った。

映画について重岡は「僕たち10代から20代、30代にかけていろんなことを経験して乗り越えてきた。今回も仲間っていうのが1つのテーマ」とWEST.と作品を重ねた。「一役作りでは作れないエネルギーがこの映画にはあふれていると思うんです。そこを瑠東さんは撮ってくれました。WEST.全員主演というこの映画を隅から隅々まで皆さん1人1人に体験して頂きたいなと思います」と、深く頭を下げた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 WEST.濱田崇裕、神山智洋から役を強奪未遂「アイデアを持って行ってたのに…」舞台あいさつ