64歳大物歌手「NHKのど自慢」初降臨 大ヒット曲に会場&SNS騒然「声量全く衰えてない」
歌手麻倉未稀(64)が4日放送の「NHKのど自慢」にゲストとして初出演。代表曲「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERE」のパワフルな歌唱を生披露した。
冒頭で司会の二宮直輝アナウンサーから「本日のゲストご紹介しましょう。番組初登場でいらっしゃいます、麻倉未稀さ~ん!」と紹介されると、黒のレザージャケット姿の麻倉は同じくゲストの三山ひろしと並んで「よろしくお願いします」と笑顔であいさつした。
最初の挑戦者でカナダ出身の英会話講師の男性が動物の耳のカチューシャを付けて「リンダリンダ」を歌うと、二宮アナから「同じ黒の革ジャンの麻倉さん、いかがでした?」と聞かれ、「とてもかわいらしいリンダリンダでした」と初コメント。児童養護施設に務める男性が麻倉の「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERE」を歌うと、麻倉は笑顔で手拍子した。歌が終わると前に出て並び「ありがとうございました。聞いていて歌いながらいろいろ作業していらしたんだろうな、と」と、普段の男性の様子を想像。男性がバレーボール部時代の気合注入曲だったことを明かすと、麻倉は「ボールといえば何でもOKなんで」と笑い、同曲が主題歌となった80年代のTBS系のラグビー部を舞台にした学園ドラマ「スクール・ウォーズ」のネタも切り出した。
後半には幼なじみの女性2人組の挑戦者も「ヒーロー」を歌唱。麻倉も口ずさんで手拍子し、満点の鐘が鳴ると、2人とハグして喜んだ。2人に向け「いやあ、見ていて新鮮でした。私が当初、歌っていた雰囲気で歌ってらしたので、今、全然違う歌い方で…ちょっと初心に戻らなきゃ」と称賛した。
最後は大トリで「ヒーロー」を熱唱。パワフルな声で歌い上げ、出演者、客席が手拍子とこぶしを突き上げるフリで大盛り上がりとなった。
SNSでは「のど自慢に麻倉未稀さんご本人降臨でヒーロー熱唱」「あの頃と声量全く衰えてなくてついつい見入っちゃった。ちなみに頭の中はスクールウォーズ」「衰え知らずというかパワーアップしてんなすげーな」「麻倉未稀さん、さすがだなあ。かっこいい」「麻倉未稀さんの歌を聴いていたら元気になれた」などのコメントが書き込まれ、「のど自慢」がトレンド上位となった。