佐藤浩市が死別した腹違いの姉の存在を知る、父三國連太郎さんからは「聞いてなかった」
俳優佐藤浩市(64)が4月30日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」に出演。死別した腹違いの姉がいたことが判明した。
三國連太郎さんは血のつながってない父佐藤正さんと、母の小泉はんさんの間に生まれた。三國さんは地元静岡県下田の進学校の中学に進んだが、14歳の時に中退。下田港に停泊していた船で中国に密航した。そこから朝鮮半島にわたり、ダンスホールのボーイや弁当売りをしながら、孤独な日々を過ごしたという。その後、帰国し沼津港にたどり着いた。
戸籍によると、三國さんが1941年(昭16)の18歳の時、5歳年上の女性と結婚。長女伊都子さんが誕生していた。その後、番組スタッフの半年にわたる調査で、沼津市内の寺で伊都子さんの墓石を発見。伊都子さんは数え年2歳で亡くなっていた。
墓を守っている伊都子さんの親戚は番組の取材に対し、三國さんと女性はお風呂通いを通じて仲良くなり、伊都子さんが生まれたという。その後、伊都子さんの死後に2人は離婚。わずか2年の結婚生活だったという。その後、伊都子さんの親戚は「お墓参りしていただけたら、こちらとしてもうれしい」などと語っていた。
VTRを見終えた佐藤は「大変申し訳ない」とした上で、腹違いの姉に対し、三國さんから「伊都子さんの話は聞いてなかったんでね」と神妙な表情を浮かべた。「今日知れて、それはよかったです」と語った。