玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が28日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。26日夜に栃木・那須塩原市の東北自動車道上り線で起きた逆走車による衝突死亡事故に言及した。

逆走車は、東北道黒磯板室インターチェンジ(IC)の平面交差で間違って侵入した可能性があると県警はみている。立体交差ではなく、平面交差になっている、このICの構造について、玉川氏は「コストの問題でしょう。こんなとこケチってどうすんだよって思う」と、IC建設時の判断を痛烈に批判した。

この事故では逆走車を運転していた40代の男性と、正面衝突された車を運転していた50代の男性、この事故による渋滞で玉突き事故も起き、大型トラックに追悼された車に乗っていた60代の女性がそれぞれ死亡。一連の事故で合わせて10人がケガをした。事故を起こした逆走車は、東北道黒磯板室インターチェンジの平面交差部分で間違って進入してきた可能性があると警察はみている。

玉川氏は「僕はあの、地方行って車乗って運転する時なんかも、高速道路、インターチェンジから入りますけど(黒磯板室インターチェンジのように)信号があるっていうところは僕は経験ないですね」と語り「立体交差にしない理由っていうのは何なんだろうなって思うんですよね。なんでわざわざ(平面交差の)信号にしてんだろうって。実際、これから検証が行われて、本当にここから逆走したんだとしたら、削るべき部分と、削ってはいけないお金ってあると思うんですよ私は」と、出入り口の構造が、安全性の低い形になっている問題を指摘した。

羽鳥慎一は「ゴールデンウイーク、交通量が増えます。気をつけていただきたいと思います」と注意を呼びかけた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 玉川徹氏「こんなとこケチってどうすんだよって思う」 東北道逆走死亡事故のIC構造めぐり