山口真由氏「『財務省が』『財務省が』の言い訳、政治家の怠慢」物価高対策の議論でピシャリ
元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏(41)が、27日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。夏の参院選を前に、物価高対策に消費減税か、現金給付かなど、ばらまきともとれる政策論争が加熱している状況をめぐり、財務省はどう動くかを問われ、「『財務省が下げさせない』っていうのは政治家の怠慢じゃないですかね」と、財務省が抵抗しているかのように言うのは政治家の言い訳だと批判した。
番組では、選挙も迫る中での物価高対策をめぐり議論。慶大大学院教授の岸博幸氏から「財務省的にはどうなんですかね」と振られた山口氏は、ややエキサイト気味に「みなさん財務省がどうって言うじゃないですか。民主主義である以上、政治家がこうって決定したら絶対そうなるじゃないですか。財務省が下げさせないっていうのは政治家の怠慢じゃないですかね」と、腕組みのポーズを見せて、強い口調で反論。「それを何か、言い訳に、『財務省が財務省が』と」と、何かと財務省が「抵抗勢力」にされることに不満を口にした。
阿川佐和子氏から「でも財務省には逆らえないんじゃないですか」と問われると、今度は東国原英夫氏が「逆らえなくないです」。山口氏も「そんなはずないですよね。この民主主義社会で」と言い放った。