玉川徹氏「歩行者に毛が生えた程度」の“常識”「やっと変わる」自転車のながら運転1万2000円
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が24日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、自転車の反則金の金額などをまとめた警察庁の道交法施行令などの改正案について、「乗る人の意識『ちょっと歩行者に毛が生えた程度』。やっと常識が変わる」と歓迎した。
反則金は16歳以上の運転者による、スマホなどを手で持って操作しながらの「ながら運転」が1万2000円、「傘差し」「イヤホン」5000円、「2人乗り」3000円など113種類の違反が対象。来年4月1日からスタートする方針。
玉川氏は「やっと始まるかなという感じ。僕にとっては」と歓迎した。自転車の違反が多いのは「自転車に乗っている人の意識の中に、ちょっと歩行者に毛が生えた程度のものという感覚があるんだと思うんですよ。だから歩道も走るし、信号も無視するし。なんでそんなことするんですかというと『え、別に罰則ないから』とか『だめなんですか』みたいな感じなんですよね」と現状の問題を指摘。「いくらテレビで言っても常識になってるから。歩道はガンガン走っていいんだと思ってるから、だからこれは変わんないと思ってました。もうこれ、罰則が取り入れられることで、やっとこれ、常識が変わるかなという気がします」と語った。
また、玉川氏は自宅近くの坂道の交番の前を自転車が「ビュンビュン飛ばして」走っているとして、「おまわりさんに、なんであれ言わないんですかって言ったら、『いや、今言えないですよ』っていうような言い方だった。実際に青切符切れるようになれば、おまわりさんもちゃんと注意できるようになるという側面もあると思いますね」と、副次的な効果にも期待した。