43年ぶりの来日を果たしたピーター・フリーストーン氏

英ロックバンド「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーさんのパーソナルアシスタントを12年務めたピーター・フリーストーン氏(70)が43年ぶりに来日した。21日、都内で来日会見を行った。

同氏は、フレディさんが最期を迎えたロンドン西部の自宅「ガーデンロッジ」に住み込んで、フレディさんを支えた。「フレディはこの家を愛していた。世界中を旅していたフレディが帰れる場所だった」と振り返った。同所は1980年に見つけたが、建てられたのは1909年。見つけた時点でかなり傷んでいたため、5年をかけて改築したという。

クイーンの81、82年のジャパンツアーに同行したピーター氏だが、85年は同行していない。その理由は「家を買ってから5年をかけて改築したけど、フレディが入る前に、実際に住んで様子見する必要があった」という。フレディさんから「『君が住みたまえ』と言われて、半年住み込んでいたので、帯同できなかった」という。

フレディさんが住む前の6カ月、そして亡くなった後の3カ月を同所で過ごした。「本人よりも9カ月長く住んでしまったのが、ある意味悲しい」と嘆いた。 ピーター氏は24日、ホテルニューオータニでのディナー会イベント、27日にはヒューリックホール東京でトーク&ライブイベントを行う。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 フレディ・マーキュリーを支えた男 85年ジャパンツアーに同行できなかった理由は?