野村邦丸アナが腎臓がん公表、ステージ3昨年末判明 30日手術予定 文化放送「くにまる食堂」
フリーアナウンサー野村邦丸(68)が21日、ステージ3の腎臓がん治療のため、当面の間、休養することを発表した。
この日、パーソナリティーを務める文化放送生ワイド「くにまる食堂」(月~木曜午前9時~午後1時)の放送で報告した。手術に備え、28日の放送から休養に入る。
年末に診断を受け、これまで投薬で治療を続けていたという。今後は投薬治療の後、30日に摘出手術を受ける予定。回復次第、復帰する予定という。
野村は、この日「来週からしばらくお休みします」と切り出し、理由を「右の腎臓にがん細胞がありました。いわゆる腎臓がん。分かったのが(昨年)12月入ってすぐ」と伝えた。
野村は昨年の後半から「ずいぶんと体調悪いなと思っていて。(周囲から)『やせたね』と言われるようになって」と振り返った。
野村は茨城放送を経て、91年に文化放送アナウンサーに転身。17年に定年退職以降、フリーとして活動している。02年に「くにまる食堂」の前身である「野村邦丸のごきげん!二重丸◎」がスタート。以来、「くにまるワイドごぜんさま~」「くにまるジャパン」「くにまるジャパン極」とタイトルを変えながら、23年間にわたり同局午前の生ワイドを担当し、午前の顔を務めている。
野村が休養中の「くにまる食堂」は、月曜と火曜のパートナーを務めている坂口愛美アナ、水曜と木曜のパートナーを務めている甲斐彩加アナがそれぞれ担当。カンニング竹山(月曜)、村尾信尚(火曜)、内藤剛志の曜日パートナーもこれまで通り出演する。