花＊花 ７月に大阪で25周年フェス 大阪・関西万博の「パビリオンだと思って」

メジャーデビュー25周年フェスの取材会に出席した花＊花のおのまきこ（左）こじまいづみ（撮影・松浦隆司）

女性デュオ「花＊花」が18日、大阪市内でメジャーデビュー25周年「HANA FES．2025～25年、ここまで来れて　あ～よかった～」（7月27日、大阪・森ノ宮ピロティホール）の取材会を行った。

花＊花としては初めてのフェスには、佐藤竹善、永井真理子らが出演する。

おのまきこは「すばらしいミュージシャンのみなさんに出演していただく。1日、音楽にどっぷりとつかって、楽しんでいただければいいのかな。私たちも全力で楽しみたい」と意気込みを語った。

こじまいづみは「夢のような、夢の中にいるような期間だった」と25年を振り返った。

00年7月にメジャーデビュー。「あ～よかった」と、続く「さよなら大好きな人」が大ヒットし、日常で感じたことを紡いだ曲、美しいハモりで人気を博し、00年末の紅白歌合戦にも出場した。03年に活動を休止し、09年にデュオとして再始動した。

今春には25周年記念のスプリングコンサートを開催した。こじまは「来てねと声をかけてわけではないけど、リアルで親しい人と再会できたことがうれしかった」と原点のライブで力をもらったという。

初めてのフェスは夏となり、開幕したばかりの大阪・関西万博も開催中だ。こじまは「あやかれるものならあやかりたい」と声を弾ませた。

おのは「万博をとくに意識してではなく、私たちの25周年に集中して考えたが、乗っかかれるなら乗っかりたい」と話し、「（花＊花の）パビリオンだと思っていただいて、ピロティホールに来ていただければ」と笑顔で呼びかけた。