タカラトミーの公式HPで公開された「黒ひげ危機一発」の50周年記念ブックレット

1975年(昭50)の発売から2025年7月で50周年を迎えるタカラトミーのパーティーゲーム「黒ひげ危機一発」が、7月から30年ぶりに公式ルールを「飛んだら勝ち」に変更する。タカラトミーが17日までに発表した。

75年の発売当初は「縄で縛られてタルに閉じ込められた海賊の親分を、剣で縄を切って助け出してあげよう!」という設定で、「飛んだら勝ち」が公式だったという。

しかし、人気クイズ番組「クイズ・ドレミファドン」(1976~88年、フジテレビ系)内のコーナーに、剣を刺した本数だけボーナス点が加点され、飛んだらボーナスが0点になるという形で登場してお茶の間に浸透。公式ルールも「飛んだら勝ちか負けを選択できる」に変更され、発売20周年の1995年には「飛んだら負け」が公式ルールとなっていたという。今回のルール変更は30年ぶりとなる。

黒ひげは、これまで世界47の国と地域で販売。公式サイトでは、50周年記念ブックレットを公開。「危機一発」の発は誤字じゃないのか、黒ひげ誕生のひみつ、ライバルの存在、これまでに黒ひげが飛んだ総距離など、おもしろ豆知識を紹介している。

タカラトミーのX(旧ツイッター)はこのルール変更をポスト。X(旧ツイッター)では「ぇ? 避けきれずに刺さって痛いから飛んでるんでしょ??」「なんか、嫌じゃない!(嫌ではない)」などさまざまな受け止めがあった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「黒ひげ危機一発」30年ぶりルール変更 飛んだら勝ち?負け? 親分、なぜタルに? 原点回帰