デビュー60周年を目前に控えて「こまっちゃうな」を23日に配信リリースする山本リンダ

歌手山本リンダ(74)が、1966年(昭41)のデビュー曲「こまっちゃうナ」を令和風にアレンジした「こまっちゃうな」を23日に配信リリースすることが16日、分かった。

メロディーをさらに軽快なテンポにし、歌詞には「アイデンティティッて」「イチキュッパ」などの今風のキャッチーなフレーズも入っている。原曲の遠藤実さんの作詞作曲を、新進気鋭のアーティストMATZらの手で斬新にリメーク。昨年にTikTokフォロワー230万超のアイドル金子みゆ(21)が歌唱した曲を今回、本家の山本が歌唱する。

山本は「遠藤実先生にいただいた私の宝物のデビュー曲『こまっちゃうナ』が60年ぶりに復活します。昨年、59年ぶりに金子みゆちゃんによるリメークで復活したのですが、なんと、このたびリンダが歌う2025年版としてリリースされます。みゆちゃんと同じ、新たな詞・曲・アレンジですっごく楽しい『こまっちゃうな』になりました。ジャケット写真もオリジナル版と同じ衣装で撮ったんですよ。みなさん是非聴いてくださいね」とアピールしている。

山本は「こまっちゃうナ」でミリオンヒットデビューをして以来、音楽シーンの最前線をずっと走り続けてきた。91年に若者のクラブシーンから「第3次リンダブーム」が巻き起こった際はレコード会社5社からCDをリリース。日本レコード大賞特別賞など数多くの賞を受賞し、紅白歌合戦に5度目の出場をはたし、ファンの心を“狙いうち”にした。あれから四半世紀。「こまっちゃうナ」の作詞作曲を一部変更したのは今回が初めてで、時代を超えて進化をし続ける歌姫の新たな挑戦を味わうことができる。ジャケット写真はオリジナル版をオマージュしたデザインに仕上げている。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 山本リンダ「こまっちゃうナ」60年ぶり復活 デビュー曲を斬新リメーク「こまっちゃうな」配信へ