22年11月、歌謡祭で「雨の慕情」を歌う八代亜紀さん

23年に73歳で亡くなった歌手八代亜紀さんの若い頃のヌード写真を特典に付けたベストアルバムを21日に発売する鹿児島市のニューセンチュリーレコードが15日、日刊スポーツの取材に応じ、「予定通りに発売する予定です」と明かした。

アルバム発売を巡っては、八代さんのアート作品や楽曲を管理する会社が「絶対に許すことができない」「刑事民事を問わずあらゆる準備を進めている」と表明。ネット上で「八代さんの尊厳を守れ」などの発売中止を求める声が相次ぎ、歌手やアーティストらもSNS上で販売反対を訴えている。こうした声を受けてか、大手レコード店のオンラインショップやECサイトも予約・販売ができない措置を取っている。

ニューセンチュリーレコード側では「250曲以上の音源や私的写真、文書を以前の所有者から正当に譲ってもらった経緯があります。その契約書ももちろんある。八代さんが自身の会社『ミリオン企画』を立ち上げる前のことで、権利はこちら側にある」と主張。私的にも交流のあったという八代さんをおとしめる思いはまったくないとしつつ、「肖像権は本人にしかないし、亡くなった人には肖像権はありません。だから予定通りに販売します」としている。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 八代亜紀さんヌード写真封入アルバム「予定通り発売する予定」と販売元「権利はこちら側にある」