近藤真彦、舞台「ドリームハイ」で別所哲也とWキャスト 「緊張しかない、マイペースでやる」
歌手近藤真彦(60)と俳優別所哲也(69)がダブルキャストで出演する、ショー×ミュージカル「ドリームハイ」が11日、東京・勝島のシアターHで初日を迎えた。初日の前に他の共演者と共に取材に応じた。
物語は2011年に韓国で放送された同名連続ドラマが原作。23年には、その10年後が韓国で舞台化され初演。ダンス、歌の学園を舞台に、夢を抱いて通った若者たちの挫折と成長を描く。近藤と別所は、学園の教師役で、傷ついたかつての教え子たちを励まし、再起させる。
全くタイプの違う別所とのダブルキャストに近藤は「最初から緊張しかない。別所さんと言えば、ミュージカルがすごいというイメージ。だから、僕はマイペースでやる。別所さんを見ちゃうと自信なくしちゃうのでね」。近藤に対して別所は「僕にとっての青春。『ギンギラギンにさりげなく』『ブルージーンズ・メモリー』も歌えるし、あこがれのアイドルで先輩。同じ役ということで緊張しましたが、本当に気さくで、役について話して学びがありました。久々に青春しています。若者たちのほとばしるダンスとイケオジたちの熱演を楽しんでください」と話した。
近藤にとっては10代の頃からの仲間である川崎麻世(62)も出演。近藤は「麻世さん、いや麻世、先輩なんですけど(笑い)。何かあったら心の支えになってくれるので、安心して楽屋入りできます」。そして「韓国人のキャストが日本語のセリフを覚えて、歌って頑張っている。僕らが韓国語でやることを考えたら、麻世さん、どうですかね」と振ると、麻世は「もちろん……無理です」と笑った。
韓国が舞台だが、セリフは日本語。トリプルキャストで主演する、JINJIN(29)は「日本語をもっと勉強して頑張ります」。同じ役の蒼井翔太(37)は「JINJINは、いろいろなアイデアを出してくれるので発見があります」と話した。
他に瀬戸利樹、平野莉玖、王林、大友康平、徳永ゆうき、長谷川初範、瀧澤翼、樋口裕太、安里唯、水越里歌、MAHIRO,MINATOが出席した。