PTSD公表の元フジ渡邊渚さん胸中告白「憧れとコンチクショー」の真意、慶応女子高の恩師の言葉
一昨年7月から病気療養中で、昨年8月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん(27)が26日、YouTubeチャンネル「【公式】REAL VALUE」にゲスト出演。起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(40)と対談し、自身に内包する怒りについて言及した。
溝口氏から「怒りとか、悲しみとかどう乗り越えられましたか?」と聞かれた渡邊さんは「私は『憧れとコンチクショーだ』って言われたことがあって」と慶応女子高校時代の先生に言われた言葉を紹介した。
そして「問題を乗り越える時とか、目標に向かって頑張る時とかは憧れる力とムカつくっていう怒りも大事だよって言われたことを覚えていて。怒りをパワーにして上っていこうって多分、元から思っているタイプ」と語った。
さらに「つらいことがある、それで落ちるんじゃなくて、そこからはい上がってそれによって何か付加価値として与えられていく。そこまで考えられたら、今はこんなんだけど、後々これからよくなるかもなっていう風に思って挑戦できるというか」と続けた。
慶大卒の渡邊さんは20年にフジテレビに入社。アナウンサーとして「めざましテレビ」や「ぽかぽか」などの人気番組を担当していたが、23年7月から体調不良で療養。病名は公表していなかったが、昨年10月1日の投稿で「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。
1月末には初フォトエッセー「透明を満たす」を出版。2月から公式サイトを開設。公式メンバーシップ「Lighthouse」の月額費は1500円、入会金は500円(ともに税込み)としている。