NMB48上西怜、姉や同期に祝福され、笑顔、笑顔の卒コン「何の悔いも無いです」ファンに感謝
NMB48上西怜(23)が27日、卒業コンサート「君だけのアイドル」を大阪市のオリックス劇場で開催した。
「わるきー」で登場すると、「永遠プレッシャー」「言い訳Maybe」「意外にマンゴー」と立て続けにパフォーマンスし、「ついにかって感じ。たくさんのコールありがとうございます。9年間の感謝の気持ちを込めます」と完全燃焼を誓った。
「ハートの独占権」では、グループ創設メンバーの姉の恵が登場。くしくも、8年前に姉の卒業コンサートで姉妹で披露した思い出の曲を再び、歌い踊った。歌唱後は怜から恵へ手紙が読まれ、恵は思わず涙。怜は「私にとって、恵ちゃんは第2のお母さん。あこがれで自慢のお姉ちゃん。今日は来てくれてありがとう。最後に姉妹でステージに立ててうれしかったです。これからもよろしく」などと感謝の気持ちを伝えた。
上西は16年に5期生として加入。同期生でグループに残る水田詩織、小嶋花梨が思い出を語り、3人で「思い出のほとんど」を歌った。
さらに、グループを卒業した同期の山本彩加、梅山恋和もゲスト出演。「好きになってごめんなさい」を歌った。山田寿々と岩田桃夏も登場し、5期7人で「友達」を歌い、卒業に花を添えた。
アンコールではブルーのドレス姿に着替えて登場。「最後に卒業をコンサートをして、自分だけの特別な卒業ドレスを作っていただくっていうのは、NMB48での1つの夢でした」と観劇。
続けて、「9年間恵まれた道を歩いてきた。期待に応えたい、頑張らなきゃと思って上を見て歩いてきました。でも、期待に応えたい自分と自信の無い自分のギャップが苦しくて、メンバーと比べて苦しい時期もありました。そんな私をファンの皆さんが、1人のれーちゃんとして見てくださって、私が見たいと思った夢や目標や景色を全部皆さんが見せてくれました。皆さんと過ごした1つ1つが自信をくれて、くじけそうになったときも、ここまでやってくることができました」とファンに感謝。
「9年間の活動は何も悔いは無いです。全部やりきることができました。これからも皆さんと一緒に笑顔の道を自分らしく、自分のペースで歩いて行きたい」と語った。
最後はメンバー全員と「青春のラップタイム」を歌い、会場全体から「れーちゃん、大好き」の言葉を贈られると、「何の悔いも無いです。皆さん、9年間、本当に本当にありがとうございました。皆さんのことがこれからもずっとずっと大好きです」。全30曲中28曲でパフォーマンスし、笑顔、笑顔で卒業コンサートを締めくくった。
上西はNMB48のグラビアエースとして活躍。昨年10月のコンサートで曲の合間に卒業を発表していた。
4月10日のチームM公演が卒業公演となり、9年間のアイドル生活を終える。