※写真はイメージ

3月2日に開催された第97回アカデミー賞授賞式で司会を務めたコメディアン、コナン・オブライエン(61)が、来年の授賞式でも2年連続で司会を務めることが分かった。米映画芸術科学アカデミーが17日に発表したもので、過去5年で最高となる全米で1970万人の視聴者を集めたことが理由だという。オブライエンは今年、初めて司会に抜てきされた。

作品賞など5部門に輝いた「ANORA アノーラ」が比較的小規模作品だったにも関わらず、放送権を持つ米ABCによると、今年の授賞式は若い視聴者がスマホやノートパソコンで視聴したことで、18~49歳の視聴率が大きく伸び、SNSの反応も好調だったという。

オブライエンは、「ブルータリスト」で主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディのアカデミー史上最長と5分40秒にも及んだスピーチをネタに、「私が来年もアカデミー賞の司会をする唯一の理由は、エイドリアン・ブロディのスピーチを最後まで聞きたいから」とジョークを交えてコメントしている。

来年の授賞式は現地時間3月15日に実施されることも発表された。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 コナン・オブライエン“超速”決定 「26年アカデミー賞司会」続投