梅津弥英子アナウンサー(2020年10月撮影)

フジテレビの梅津弥英子アナウンサーは16日、進行役を務める同局系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演。その際、レギュラーコメンテーターを務める弁護士の橋下徹氏のお金をめぐる発言を、さりげないツッコミで絶妙にフォローするひと幕があった。

番組では冒頭から、新人議員との懇談会に際して1人10万円の商品券を配布していたことが発覚した石破茂首相の問題を取り上げた。梅津アナは「橋下さんは政治家の時、おみやげを渡したことはありますか?」と問い、これに橋下氏は「一切、渡しません。だから当時の維新のメンバーは『橋下はケチだ、ケチだ』とみんな週刊誌に言っていた」と、振り返った。

梅津アナはさらに「そんなもの(おみやげ)はなくても議員の気持ちはつかめる?」と橋下氏に問いかけ、橋下氏は「そこなんですよ。石破さんは人付き合いが悪いと自任していたんでしょ? でも総裁になって仲間を作ろうと思ったら、こういうことやらないといけないという、これがザ・永田町、国会議員の感覚なんですよ」と、語気を強めて訴えた。

この後、橋下氏は「10万円の商品券って…。国民が今、1万円、2万円で四苦八苦している中…」と口にしたが、2児の母でもある梅津アナはすかさず、「100円、200円です」と、さりげなくフォローした。

橋下氏はその直後、「お米にしても、安いところを探しにいく中で…」と続け、梅津アナの「100円、200円」フォローに応える形で、こちらもさりげなく"修正"。その上で「10万円の商品券を配るのは、石破さんですら、違法かどうかは別として問題と思っていない。このザ・永田町の、国会議員の感覚の根底は、ルールなき飲み食い政治ですよ」と、かねて批判をしてきた「飲み食い政治」への怒りをあらためて口にした。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 フジ梅津弥英子アナ、橋下徹氏の発言を絶妙フォロー「1万、2万」に「100円、200円です」