百田尚樹氏が立花孝志氏「ナタ襲撃騒動」翌日に街頭演説「聴衆と接触するのやめて」制止振り切り
日本保守党の代表を務める作家の百田尚樹氏(69)が15日までにX(旧ツイッター)を更新。
14日午後5時過ぎ、東京・霞が関の財務省前で、支援者らと握手をしていた政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)が、男に切りつけられた事件について言及した。
百田氏は「立花孝志さん、命に別条がなくてよかった! 1日も早い回復を祈ります」と書き出した上で、「それにしても、気に食わない人間の口を封じるためなら、なんでもやっていいと考えるバカが増えてきています。恐ろしいのは、そういうバカを煽るクズです」とつづった。
さらにこの日は宮城県仙台市での街頭演説の予定があったという。「家族からもスタッフからも、『立花孝志さんの事件があったばかりだから、街宣の後、車から降りて聴衆と接触するのはやめてほしい』と言われていたが、わしがそんな忠告を守るはずもない 500人くらいと握手させてもらった」と報告した。
立花氏は14日夜、頭に包帯をまいた動画をXに投稿し全治1カ月だと報告している。また、犯行に使われたとみられる凶器が路上に落ちている様子の写真の投稿を引用し「これが、凶器のナタです。実は耳とれかけていて、敏腕ドクターに縫合してつけてもらえました!」ともつづっている。
立花氏に切りかかったとして、殺人未遂容疑で住所不詳の宮西詩音(しおん)容疑者(30)が警視庁に現行犯逮捕された。警視庁によると、「殺そうと思いナタを振り下ろした」と供述している。
立花氏は16日投開票の千葉県知事選に立候補しているが、15日に予定した東京都内での街頭演説は中止された。