「そこまで言って委員会」と関西大学のコラボイベントに出席した読売テレビの黒木千晶アナウンサー(左)と野村明大アナウンサー(撮影・阪口孝志)

読売テレビ黒木千晶アナウンサー(31)、野村明大アナウンサー(52)が15日、大阪・吹田市の関西大学吹田みらいキャンパスで、「関西大学でも、そこまで言って委員会BDSシンポジウム」に出席した。

4月に新設される同大「ビジネスデータサイエンス学部」の開設記念行事に、同局「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)がコラボ。ジャーナリストの須田慎一郎氏、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏、医師の丸田佳奈氏、AIエンジニアの安野貴博氏と、同番組で議長を務める黒木アナと秘書室長を務める野村アナも出演した。

関係者や新入学生約400人が見つめる中、鷲尾隆学部長らと「データサイエンスはもうかるのか」「近い将来、人類はAIに支配されるのか」など、データサイエンスに関する、白熱した議論を繰り広げた。

同番組に携わって6年になる黒木アナだが、シンポジウムや生配信は初めての試みといい、「生配信でもギリギリ大丈夫な方に来てもらいましたが、アカウントがBANされないか心配」とヒヤヒヤ。須田氏が「橋下さんは生配信ダメだろ」とイジると、橋下氏は「ダメだったら途中で放り出してくれたらいい。今日は泉房穂さんはいないの?」と、不仲がうわさされる泉氏の名前を持ちだして笑いを誘った。

イベント終了後、取材に応じた黒木アナは「服が汗でびしょびしょで。終わってからも脚の力が抜けてしゃがみ込んじゃって。緊張しました」と生配信で辛口パネリストを仕切りきったことにホッとひと安心。内容について「AIが悪いんじゃなくて、それを悪用する人が悪い。そういう議論をできたのも良かった」と振り返りつつ、「楽しかったんですけど、これを機に生放送で『委員会』をやろうっていうのはやめてほしい」と今は疲れ切った様子を見せた。

そんな黒木アナに鷲尾学部長は「話題があちこち飛んで収集つかなくなるとか、どうなることかと思ったんですけど、仕切りがすごかった。僕らは話せないかなと思いましたけど、うまく掛け合いもできた。さすがプロ」とほめると、野村アナも「黒木アナは成長が著しい。テーマも難しかったのに、事前にしっかり勉強して。本人は『緊張した』なんて言ってますけど、同業者から見ても感じさせない」と絶賛していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 黒木千晶アナ「汗でびしょびしょ」関西大学と「そこまで言って委員会」初の生配信コラボを仕切り