永野芽郁「ドリカムのこの曲に救われた」テレ東60周年ドラマで陸軍看護婦役「心保つのが大変」
女優永野芽郁(25)が15日までに都内でテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「晴れたらいいね」(30日、午後9時)トークイベントに出席した。
主人公で仕事への活力を失った看護師の高橋紗穂役で、1945年のフィリピンに陸軍看護婦としてタイムスリップする。過酷な状況の中でもDREAMS COME TRUEの名曲「晴れたらいいね」を歌いながら強く生き抜く姿を描く。
戦時中の過酷な環境で働く看護婦を演じ、「自分の心を保つのが大変で、その時代を生きて陸軍看護婦として勤められた方の大変さが、少ししかわかっていないけど少しわかった気がしました」と語った。
続けて「もしかしたらもう戻ってこない人を送り届けないといけないという思いを、体や心を通して体験して、お芝居だけどしんどくなることもありました。普通じゃいられない精神状態の中、この歌を歌うことで救われていくようなシーンも印象的でした」と振り返った。
同作で芳根京子(28)と初共演を果たした。撮影中の思い出を問われると「スタッフ、キャストの全員がその時代を知らないし、勉強はしていたけどリアルはわからない。じゃあどうやって動こうか…ってわかりやすい顔をして悩んでいるといるときょんちゃん(芳根)が『どうしたどうした?』って言ってくれて、相談させてもらいながら演じさせていただきました」と、協力しあったエピソードを披露した。
そして「見てくださったらなぜ『晴れたらいいね』というタイトルなのか知っていただけると思います。DREAMS COME TRUEのこの曲に私たち自身も救われて前を向けたので、みなさんにも響くものがたくさんあるんじゃないかと思います」とアピールした。