過酷な“昭和”乗り越えた山田邦子 昔は「誰も見てないとこで倒れても1円にもならないって…」
タレント山田邦子(64)が15日、大阪市内で、カンテレの情報番組「ドっとコネクト」(午前11時20分、正午=関西地区)に生出演。“昭和の時代”の“過酷経験”を明かした。
この日、番組では、体調不良で一時休養を発表したダウンタウン浜田雅功(61)を取り上げ、山田は、相方松本人志不在で1年余、奮戦してきた浜田に「ゆっくりしてくれたらいいと思う」「誰も悪口言わないと思う。よくやってましたもん」と言及した。
その流れで、フリーの山本浩之アナウンサーが「やっぱり、休養ってなると『わっ!』ってなる。だからなかなか、皆さん休めないんですけど、みなさん、ドカッと有休とってほしい」とメッセージ。番組MCの石井亮次フリーアナウンサーも「今の時代、休むということがスタンダードになってますからね」と言い、トークを進めた。
これに、山本アナが「邦子さん、すごく忙しい時期は休み、なかったでしょ」と、昔の労働環境を質問。山田も「古い演芸事務所でしたので、『代わりはいくらでもいるのよ~』って」と言い、当時の状況に触れた。
「『熱が出ました-とか、誰も見てないとこで倒れても1円にもならないでしょ? だから現場に行きなさい。現場で倒れればギャラが出るのよ』って、言われてましたね。昔は」
すかさず、石井アナが「昭和です! これが昭和です」とツッコんだ。
山田は、さらに「『誰もいないとこでケガをするな』とも言われましたね。で、ケガをしても『はってでも、現場へ行きなさい』って…。そういう時代でしたね。でも、今は逆だから。それはかっこ悪いことだから」と、積極的休養の重要さについて力説した。
また、浜田の休養を受けて、松本の心境も心配。「松ちゃんが、今回の件で、自分のせいと思ったらかわいそう。でも、学校のときから同級生ですからね。あうんの呼吸、あると思います」。さらに、浜田を支える妻、小川菜摘の料理の腕前にも触れ「菜摘ちゃんの手料理はプロだから。そういう意味ではバッチリだと思います」と話していた。