近藤真彦がTRFのYU-KI、ハラミちゃん、シシド・カフカ、廣津留すみれとコラボ
歌手近藤真彦(60)が、22日のNHK BS「歌えるJ-POP黄金のヒットパレード」(午後10時)に出演する。TRFのボーカルYU-KI(58)と組んで、バックにピアノのハラミちゃん、ドラムのシシド・カフカそしてバイオリンの廣津留すみれ(31)とコラボ。1987年(昭62)の年の日本レコード大賞受賞曲「愚か者」と89年(平元)の「アンダルシアに憧れて」を熱唱する。
このほど、公開録画が行われた。ハラミちゃんは「セッション感の強いロックテイストの演奏を心がけた」。NHK BS初出演の近藤は「YU-KIさんとは彼女がデビュー前する前から面識があった。いつもコンサートではロック系のバンドをバックに歌っているのですが、今回のようにドラムとピアノ、バイオリンだけでのコラボというのは初めてなのでどうなるかとは思いましたが、これが想像以上に迫力があったし。しかも厚みのある演奏だった。それにYU-KIさんのボーカルはすごかったですね。ただ、顔ぶれが全員、女性でしたからね。何か言葉に表せないような緊張感がありました」と笑った。
昨年7月に還暦、60歳の誕生日を迎えた近藤は、今年はデビュー45周年とあって精力的に音楽活動を続けている。アイドル“たのきんトリオ”時代からの盟友のギタリスト野村義男(60)と組んで全国5カ所9公演のツアーを繰り広げ、そのファイナルとして今月1、2日に台湾で「MASAHIKOとYOSHIO in台湾2025」と題したコンサートを行った。
近藤は「デビューした頃はカッコよくいかなきゃ、歌をうまく、頑張って歌わないといけないと思い続けてきたけど、年を重ねるうちに、そういう“追われるような気持ち”がなくなってきた。徐々に楽になってきたっていう感じかもしれない」と話した。
同番組は「誰もが歌える」をキーワードに、NHK BSが年に2回、10数組のアーティストを集めて公開収録している。廣瀬智美アナウンサー(43)平野ノラ(46)DJ KOO(63)が司会を務め、出演アーティストが代表曲、ヒット・ナンバーをフルコーラスで披露する。今までに加藤登紀子島津亜矢、平山みき、堀江淳、BORO、南野陽子らが出演している。
30日午後1時からは、NHK BS4Kで再放送する。