早見優(2022年11月撮影)

歌手でタレントの早見優(58)が11日、自身のブログを更新。東日本大震災から14年、思いをつづった。

早見は「2011年3月11日、午後2時46分--。日本を襲った未曾有の大地震と、それに続く大津波。日常が一瞬で崩れ去りました」と書き出し「地震発生直後、私は家族の無事を確認し、子どもたちを学校へ迎えに行きました。電気も水道も止まり、温かいお湯も出ない状況でしたが、家族が無事であることが何よりの幸運でした」と当時を振り返った。

続けて「しかし、被災地では多くの方が家族を失い、故郷を奪われ、日常を根こそぎ壊されてしまいました。その深い悲しみや苦しみは、14年経った今も癒えきるものではないでしょう」と被災地を思った。

「14年の歳月が経っても、3.11は『過去の出来事』ではなく、今も続く現実です。私たちができることは、『忘れないこと』」とし「被災地の方々の苦しみを、そこから生まれた支え合いの力を、震災の教訓を心に刻み続けること。防災の意識を高め、次の世代に伝え続けること。そして、少しでも被災地を支援し続けること」と訴えた。

「14年経った今も、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災されたすべての方々に心を寄せたいと思います」と被災者へ思いを寄せた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 早見優、東日本大震災から14年 被災地思い「今も続く現実です」