乃木坂46久保史緒里(2024年10月撮影)

宮城県出身の乃木坂46の久保史緒里(23)が11日、グループの公式ブログを更新。東日本大震災から14年、現在の気持ちを525文字の長文でつづった。

「東日本大震災から今日で14年が経ちました。14年前は小学3年生。当時、私は宮城県にいました」と前置きした上で「帰りの会を終え、教室で帰りの支度をしていました。既に学校を少し離れ、下校中の友達も。すぐに校庭へ避難したのですが、その日は少し雪が降っていました。下校していた友人が上着を貸してくれたり、先生方が安全を確認してくださっているなか、家族の迎えを待ちました」と当時の状況を記述。

続けて「数日後、ライフラインの復旧により、テレビで目にした当時の光景は、今もずっと忘れることはありません。月日が流れても、その当時の記憶は鮮明に残り続けています」とつづった。

そして「家族や、近隣の方だけではなく、生活を取り戻すにあたり、本当に多くの方の支えがあり、今があります。命があります」とした上で「私がこの経験を話して良いのだろうか。と思う日々もありました。今はただ、伝えていく。自分の言葉で、自分の経験を伝えていく。私にできることは 本当に微力ではありますが、当時のことを風化させないため。そして、いつ何が起こるかわからないなかで、日頃の備えを見直すきっかけとなるよう、これからも 愛する地元へ想いを馳せ、活動に励みたいと思います」と宣言。

最後に「犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。2025.3.11 乃木坂46 久保史緒里」と締めくくった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 久保史緒里が525文字に込めた思い「自分の経験伝えていく」宮城で経験「3・11」から14年