小手伸也(2023年撮影)

俳優の小手伸也(51)が11日のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。45歳まで続けたコールセンターのアルバイトを辞めたきっかけを語った。

小手は舞台制作会社の倒産により、40歳からアルバイトを再開したという。その理由に「かなりアンバランスな時代が長かったんですけど、アルバイトをしながらドラマに出るということも続けたい気持ちはあったんですね。ちょっと謙虚な気持ちを忘れたくないと言いますか、ちょっとそういう芸能界の中に全部身を置くと、かなり僕はもう浮かれてしまうんではないかっていう恐怖もあったので、ちゃんとその日常生活の重さみたいなのを忘れたくなくて、バイトを続けていました」と語った。

さらに「弁護士ドラマ(フジテレビ系「SUITS/スーツ2」)で織田裕二さんのライバル役というのをやったんですね。すごい僕もびっくりしたんですけど、かなりこう大事な役をやらせてもらったんですけれども、その時織田さんに撮影が終わった後『僕これからバイトあるんで』みたいなこと言ったら、『お前まだバイトやってんの』って大変に驚かれて」と、アルバイトをやめるきっかけとなった織田裕二(57)とのやりとりを明かした。

「よくよく考えてみたら、謙虚な心でいたいとか、そういう自分のエゴのためだけにバイトしてても、やっぱ色々関わる方々が増えてきて、やっぱりもしかしたら失礼に当たることもあるかもしれないなという思いが勝り、結局仕事も忙しくなってきて。3月中のシフトを全部欠席っていう、ちょっとほんとに迷惑をかけてしまってから、『この成績ではちょっともう契約は更新できませんね』って、2019年の3月に簡単に言えばクビということに」と退職した経過を振り返り、再び役者一筋の生活に戻った様子を語った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 51歳人気俳優、連ドラでライバル役の織田裕二から「お前まだバイトやってんの」と驚かれ…