WEST.主演映画のタイトル決定!スパイに扮したアクションコメディー「7人が画面にギュッと」
昨年製作が発表されたWEST.の主演映画のタイトルが「裏社員。-スパイやらせてもろてます-」(瑠東東一郎監督、5月2日公開)に決定したことが10日、分かった。
主題歌は、ウルフルズのトータス松本(58)が作詞作曲を手がたWEST.の「ウェッサイソウル!」が飾る。デビュー前のメンバーも出演した「DRAMADA J『いつかの友情部、夏。』」(09年)でもメガホンを取った、瑠東監督と約15年ぶりのタッグ。笑いあり、ほろりとする人情ありの完全オリジナル作品だ。
表では解決できない問題を秘密裏に処理をする会社員、通称「裏社員」たちと、その周囲を巻き込んだ痛快アクションコメディー。濱田崇裕(36)桐山照史(35)神山智洋(31)の3人組と、中間淳太(37)藤井流星(31)の2人組が対立し合う裏社員グループを演じ、重岡大毅(32)小瀧望(28)は裏社員たちが潜入する商店街の住人を演じる。
アクションシーンにも挑戦しており、重岡は「普段からトレーニングをしていて体を動かしていますが、すごく難しかったですね。OKが出た瞬間『うおーっ』てさけびました(笑い)」と見どころを挙げた。
全員そろっての映画出演は初めて。神山は「7人が別の個性的なキャラクターになって作品の中で生きている様子をご覧になって、皆さんにも刺激を与えられたらなと思っています」、小瀧も「7人が大スクリーンの一つの画面にギュッとなっているのはなかなかないと思います。僕も完成が待ち遠しいです」と公開を心待ちにした。
▼コメント
重岡大毅「僕が演じた陽一郎は、少年漫画の主人公みたいな男です。エネルギーがあって真っすぐで。WEST.の重岡をもっと誇張したような感じなのかな」桐山照史「周りに左右されずに自分をしっかり持っている、一見クールで一匹おおかみのような人物、宴を演じました。漫才っぽい掛け合いも多くコミカルでテンポもいい。どの役に感情移入してもいろんな見方ができる、角度がある映画だと思います」
中間淳太「ジンは仁義に厚い真っすぐなヤツ。監督からも『冗談なのか本気なのか分からんくらいに常に真っすぐでいて欲しい』と言われ、撮影に臨みました。ちょっと僕と似ているかも。ただ、ガラが悪い。そこは僕と違います(笑い)」
神山智洋「僕が演じたのは『自分にうそをつくのは自分がかわいそうだ』という考えを持つ宝田という男。思ったことは何でも言っちゃうので僕とは結構正反対だと思います。最初から最後まで宝田だけ変化がなくて、逆に周りを変化させていく。相手をハッとさせるようなことを言うので、思ったことをポンポンと口に出すようなセリフの言い方を意識しました」
藤井流星「ジンといつも一緒にいるチャラを演じています。過去にジンから助けてもらって以来ずっとジンを崇拝していて、基本的にアホで明るい愛すべきキャラクター。どこがアドリブなのかよく分からないくらい自然に撮影ができました。WEST.だからこその物語ですし、肩ひじ張らずに気軽に楽しんで観て頂きたいです」
濱田崇裕「詳敷は、自分の話はしないし全ての物事を客観的に話す人で、シャイなんだけどちょっとクレイジーで謎が多い。今回の映画は笑いもあって、アクションもあって、ラブもあってこの映画を観たら皆どんな気持ちになるのかな? 僕も早くこの映画を映画館で観たいです」
小瀧望「僕の演じるマコトは、陽一郎と過去にいろいろあって、一見何を考えているのか分からないちょっと複雑な感じの人物なんです。ただきっと根はいいヤツで楽しいことが好きなんじゃないかな、という一面が少し垣間見られるような役を演じさせていただきました。茫洋(ぼうよう)としたマコトがみんなと関わりを持つことで次第に変わっていく様を見て頂けたらと思います」