松重豊「劇映画 孤独のグルメ」ノルマ興収10億突破、井之頭五郎続投決定的!
松重豊(62)が監督・脚本・主演を務めた「劇映画 孤独のグルメ」が、目標の興行収入(興収)10億円を突破した。配給の東宝が6日、発表した。
1月10日の初日から5日までの55日で興収10億円、観客動員70万人を突破。24年7月の製作発表会見で「コケたら無理」と、興行で結果を出せなければ、12年1月にテレビ東京でスタートしたドラマから演じる井之頭五郎役を降板する覚悟を示した。それだけに、五郎の続投は決定的となった格好だ。
2日に都内で行われたファイナル舞台あいさつでは、1日までの51日間で興行収入9億8000万円を記録したと発表。松重は「『10億、超えないと』とノルマを課せられた認識。超えられなかったら、身を引くと公言してきた。五郎を続けるか続けないかは、もう少しのお力添え」と観客に呼びかけた。
松重は東宝を通じ、コメントを発表した。
「『劇映画 孤独のグルメ』が終映間近の今日、目標興行収入10億円を突破いたしました。多くの方に支えられてようやく辿り着きました。本当にありがとうございました。お客様の『胃袋』だけでなく『心』も多少は掴むことができたのかなと安堵しております。これからこの映画は韓国、台湾、シンガポール、そして香港と上映が続きます。私は船頭としてこの航海を成功させるべく宣伝活動に邁進いたします。日本発のこの小さな映画、アジアでの行く末を今後もどうか温かくお見守りくださいませ」