永野“タメ口タレント”に私見「なんで成立する?普通に失礼」でも許せる「奇跡のキャラ」も紹介
ピン芸人、永野(50)が5日深夜放送のMCを務めるテレビ朝日系バラエティー番組「ひっかかりニーチェ」(水曜深夜1時56分、関東ローカル)に出演し、、「タメ口タレント」にモノ申した。
オンラインカジノでの賭博を認め活動休止中の令和ロマン高比良くるま(30)が前週から欠席し、永野と同局の三谷紬アナウンサー(30)の2人で進行、タイトルから「永野&くるまの-」が外れた。今回は代打のゲストとして、ダウ90000の蓮見翔(27)が出演した。
番組序盤で視聴者から寄せられた、先輩に対して「ちょっとだけタメ口をきくと喜ぶ」と話す、ちょっと失礼な後輩が“人たらし”で得をしている、というボヤキの相談が紹介された。永野は「よく考えたら、(自分のまわり)いない。こういう後輩。意外と圧出すんで。敬語しか使わないですね、自分の後輩。このイジられ方したことないし、『すんなよ』っって出してるかも」と自身の状況を明かした。
続けて、後輩側が「ちょっとだけタメ口をきくと喜ぶ」と思っていることに「『喜ぶ』と思ってやってるのに気付いちゃうんで、好きではない」と明言。ここで「タメ口タレントとかいるじゃないですか。あれもあんま、なんでこれが成立するんだろうと思っているタイプなんで」と切り出した。蓮見から「失礼だろってことですか?」と合いの手を入れられると、永野は「普通に失礼だろう、と。それを良いとすることは良くないだろ、と」と冗談ぽくもうなずいた。
永野は「あれが何で許されるんですか」と疑問を呈すと、蓮見は「臆さなさ、というのがちょっと大事だったりする。イジられて、かわいそうに見えちゃうから、ちょっとは言わなきゃいけない」と分析した上で「でも(後輩側の)『臆しませんよ』から始まるのは違う。ここで引いたらダメだから、タメ口で反応する、というのが正しい順番」と永野の意見もフォローした。
永野もその言い分には「飛躍の笑い、というか」と認めた上で、あらためて「今言ったように、いきなり無敵で来られたら、何にも笑いとしては、すごい手前で面白くない。パフォーマンスでも、すごい安直。何にも頑張ってないよね」とモノも申した。
永野はその流れで「くるまはスゴイじゃん」と欠席中のくるまの態度にも言及。「遅刻してきても謝らないし、アイツが軽食食う時間待ってるとか」とツッコむと、三谷アナも「ゆでたまご食べてる時間ありますね」とうなずいた。永野は「普段『うん、はいはい、ええ、ええ』とか、あれ、普通だったら頭にくるんですよ」とくるまのタメ口も再現したが「だけど奇跡のキャラなんですよ、あいつは。言うたら類似タレントがボビー・オロゴンなんですよ」と私見を語り、三谷アナは爆笑。蓮見も「怒ってもしょうがないというか」と応じ、永野は「ボビー・オロゴンに『おい!永野!』って言われても腹立たないじゃないですか」と続けた。
蓮見は、先輩にあたるくるまの態度について、「一貫してウソがない」と説明すると、永野は「そうかもしんないね」と納得。視聴者からの「『ちょっとだけタメ口をきくと喜ぶ』(という後輩に腹が立つの)はウソだからだ」とまとめた。