声優を務める劇場版「僕とロボコ」の囲み取材に応じたチョコレートプラネット松尾駿は、ロボコ衣装でポーズ

お笑いコンビ、チョコレートプラネットの松尾駿(42)が5日、都内で、声優を務める劇場版「僕とロボコ」(大地丙太郎監督、4月18日公開)の囲み取材に応じた。

週刊少年ジャンプ(集英社)に連載中の、宮崎周平氏による同名コミックの劇場アニメ化。承認欲求が高いが、どこかかわいげのある乙女なメイドロボ・ロボコの声を担当している。「映画の主演できるってなかなか芸人でもいないと思うんですけど、まさかアニメ映画の主演って。それもジャンプ漫画ですから。ものすごい光栄。キングオブコントとるより難しいんじゃないか」と笑った。

ロケでジャンプ編集部を訪れた縁で、原作者にアニメ化した際は「ぜひ使ってください」と冗談半分で直訴したところ、テレビ版の声優に決定。「そこから劇場版まで来られるなんて思ってなかった。ジャンプの主人公くらいのサクセス・ストーリーですよ」。

人を傷つけないギャグや往年のジャンプ漫画パロディーが幅広い層から支持されている。22年に放送されたテレビ版は1話3分の尺だったが、劇場版は60分あり「見応えは抜群です」という。さまざまな世界戦のロボコが集結するエピソード「マルチバースとロボコ」をベースに、オリジナルストーリーを展開する。

“王道バトルの世界戦”のロボコは、「ONE PIECE」ルフィ役や「ドラゴンボール」クリリン役で知られる田中真弓が担当する。さらに“昭和ギャグ漫画の世界戦”からは野沢雅子、“本格SFアクションの世界戦”からは千葉繁、“ラブコメの世界戦”からは上坂すみれと、豪華声優陣の出演が決定。「映画化を超えるサプライズはないと思ってた。そしたら野沢さんとかも出るらしいですよって聞いて、ウソだろと思って。ロボコでしかできないことをやってる」と興奮冷めやらない。

公開は4月18日。大人気の某名探偵アニメ映画と同日になった。「集英社を代表して、僕が表に立ってやる。負けらんないですね」と、ライバル心? もちらり。チャームポイントの膝は自分で描いたというロボコ姿で写真に納まり「もうなじんでますね。これでテレビ出ろって言われても、何の違和感もなく出られます」。公開に向けて「1回と言わず2回、3回といろんな目線で見てもらいたいです。必ずびっくりしてくれると思いますんで、劇場版を見に来てください」とアピールした。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 チョコプラ松尾“主演”映画公開日が名探偵アニメとかぶる「負けらんない」劇場版「僕とロボコ」