映画「おいしくて泣くとき」で同じ人物を演じたディーン・フジオカと長尾謙杜

なにわ男子の長尾謙杜(22)ディーン・フジオカ(44)らが4日、都内で映画「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督、4月4日公開)完成披露試写会に出席し、最近泣いたことについて明かした。

イベントでは、タイトルにかけて「最近泣いたこと」をキャスト陣がフリップトークを展開。主演の長尾は「泣いたこと」について、ヒロインを演じた當真あみ(18)の人柄と回答。クランクアップの日に、當真からスタッフ、出演者全員に、カードに入った4つ葉のクローバーのパウチが贈られたという。裏には手書きのメッセージ入り。この日、現物を持って登壇した長尾は「『何ていい子なんだ』と。こういったことができる人はすてき」と感激。気遣いに感心していた。

ディーンは、娘から贈られてきた日本語のボイスメッセージに涙したという。「娘から送られてきて、普段日本語を使う生活をしていないので、頑張っているんだなって。一番くらったのは、『大好き』っていう言葉ですね」と目を細めた。

ディーンは12年に結婚。14年に双子、17年に第3子が誕生している。私生活では、余った食品を持ち寄って地域の福祉団体やフードバンクなどに寄付する「フードドライブ」に精力的に取り組んでいる。同作の題材の子ども食堂と似通う点もあるようで「この作品が持つ大きな優しさというものが、少しでも多くの方にこの作品とともに届いたら良いなと思ってこの作品の一翼を担いたいなと思いました」と出演を決めた背景を明かした。

映画は、長尾の劇場映画初主演作品。子ども食堂を題材に、男女の初恋、友情、別れ、30年にわたる「人が人を想う心」を描く。長尾が主人公の心也、ヒロインの夕花を當真、心也の父役を安田顕(51)、ディーンは30年後の心也を演じる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ディーン・フジオカ、娘の成長に感涙「日本語を使う生活をしていないので」長尾謙杜は共演者に涙