北山たけし、事務所から7月に新人がデビュー「一緒に頑張ってあげなさい」北島も激励/一問一答
演歌歌手北山たけし(51)が2日、都内で、バースデーライブを行った。2月25日に51歳の誕生日を迎えた。
公演前には日刊スポーツの単独取材に応じた。
-「片道切符」でデビューしたのが04年4月21日。もうすぐ丸21年です
北山 多くのファンの方に支えていただいて、今もこうして歌わさせていただくことに本当に感謝です。お客さまと触れ合ったり、歌えることに本当に毎日感謝です。
-今日はどんなライブになる
北山 全国のファンの皆さんからいろんな意見をもらうんですね。こういう歌を歌ってもらいたい。ムードのある歌も聞きたいし、最近の歌も聞きたい。そういうものを全部取り入れて、今回は皆さんに聞いてもらおうかなと思いました。昨年、日本歌手協会から「最優秀歌唱賞」を授与されました。いろんなジャンルの曲を歌えることが評価されたんです。だから今日は新曲「月うるる」などのオリジナル曲のほかにも、カバー曲などもたくさん歌います。
-「月うるる」の前の曲がTUBE前田亘輝が作詞した「夏の終わりが来る前に」でした。今回は演歌に原点回帰した曲として人気です
北山 去年11月の発売からずっとチャートに入っている感じで調子がいいんです。今はぜひこれを聞いてもらいたいです。
-新しい歌手が事務所に所属する
北山 ファミリーが増えるんです。(23年春に)北島音楽事務所から独立して今年で3年なんですけど、今の自分の立ち位置で、少しでも頑張っている人の背中を押してあげられるような、そういう新たなチャレンジを考えています。
-堀内春菜さんですね
北山 ちょうど3日前に北島に報告に行きました。4月からこういう子を入れますと。どういう反応があるかちょっと怖かったんですけど『頑張れや。しっかり背中を押してあげなさい。1人仲間が増えるということはそれなりに大変なこともあるだろうけれども、一緒に頑張っていきなさい』という温かい言葉をいただきました。
-北島御大も激励・応援をしてくれている
北山 はい。そういう言葉をいただきました。頑張ります。
-堀内さんのプロフィルを見ると現在28歳で、10歳からステージ活動を始めて、民謡を歌ったりしている
北山 実は同じ九州出身で、共通の知人に紹介をしてもらいました。何度か仕事も一緒にしています。僕が1時間くらいのステージに立っているのを彼女はずっと袖に立って見てくれていたり。歌はまだまだ粗削りだと思うのですが、『演歌の心』を持っているなと。子供の頃から演歌で育ってきているということで演歌が身についていて、礼儀であったり人に対する言葉遣いがしっかりしています。7月にメジャーデビューをする予定です。
-最後にファンにメッセージを
北山 今年は独立して3年目。3年目が勝負ってよく言われるので、しっかりと地に足をつけて1歩ずつ進みます。そんな中、仲間というかファミリーが1人増えます。責任感も感じています。覚悟を持って演歌界を盛り上げていけたらなという気持ちです。