ゴリけん(左)と波田陽区

九州を拠点に活動するお笑いタレント、ゴリけん(51)が2日放送のTBS系「週刊さんまとマツコ」(日曜午後1時)に出演。前週の同番組で「センシティブ(な関係)」と“不仲”を明かしていたギター侍ことタレント波田陽区(49)とのトークバトル“第2ラウンド”を展開した。

番組恒例となっているローカル芸能界を紹介する企画の佐賀特集で、ゴリけんと波田は前週に続き、佐賀出身はなわ(48)を間にはさむ形でゲスト出演。番組ラストで波田は、活動の主軸を置いている佐賀芸能界で生き抜く極意について「基本的には(佐賀の)皆さん、謙虚で穏やかなので、あんまり、東京のタレントみたいに肩肘入れてしゃべりたいとかはない」と解説した。続けて「ゴリけんさんは売れたい欲が強いので、佐賀でレギュラーがない」とけしかけると、ゴリけんは「どういうことよ、それ」と即座に怒りモードに入り、トークバトルに突入した。

ゴリけんは波田をにらむようにして「違うんですよね。完全に佐賀に向けてやっているんだよな。それは良くないですよ、この番組では良くないです」と、波田が全国番組でも佐賀での好感度を意識していると指摘した。明石家さんまは「波田も生き残りたいという気持ちも分からんではないけど」と理解を示したが、波田は「僕は毎週お世話になっているので、本当に事実を言っているだけで、(佐賀は)ガツガツした人を求めてないんですよ」と、ゴリけんと佐賀芸能界が合わないことを繰り返した。

納得いかない様子のゴリけんは「佐賀の人は『残念!』やって欲しいんだよ。やらなかったでしょ」と、波田が佐賀の番組で、ギター侍キャラでの持ちネタをあまり披露していないことを紹介。さんまも、ここでは「ホンマにそうやろ。おいらも全国回っているけど、舞台で。昔の(持ちネタの)ヤツとかやってあげると、すごい喜ぶ。田舎の人の方が」と同調した。

ゴリけんはたたみかけるように「(波田が)福岡のMCやっているんです、情報番組。チノパンはいているんですよ」と、波田のトレードマークの和装も封印していることを暴露。マツコ・デラックスは爆笑し、波田も苦笑いを浮かべると、中立のポジションにいた、はなわも「ダメだよ、侍でいないと」とツッコんだ。

さんまからは「今日はギター侍で出てんねやろ?」、マツコから「絶対やらないよね」と責められた波田は「やれる機会があれば良かったなと思うんですが、今のところやれる機会が見つからないですね」とボヤいた。

前週の放送では、ゴリけんが「いや、ちょっと何て言うんですかね。波田に関してはセンシティブで…」と切り出し「2人の関係性は良くないです、あんまり」と突然の告白。「彼は多様性のポジションといいますか、飲み会とかあまり行かないタイプの人間だったんです。我々からすれば、何もなかった福岡(の芸能界)を開拓して、そこに後で波田が来て、一緒にやるかな、と思ったら飲み会とか全然付き合ってくれなくて、なんだろう、と思ってます」と本音を吐露していた。はなわも2人を指して「九州の中で有名なんですよ、この2人があんまり…」と、現地で“不仲”のうわさが流れていることを明かしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 不仲告白の芸人2人、再び口撃合戦「売れたい欲が強いのでレギュラーがない」「どういうことよ」