「大好きでした。つらい」和田アキ子が涙で絶句 みのもんたさん訃報「アッコにおまかせ!」で追悼
歌手和田アキ子(74)は2日、MCを務めるTBS系「アッコにおまかせ!」(日曜午前11時45分)に出演し、生前親交があり、1日未明に80歳で亡くなったキャスターみのもんた(本名・御法川法男=みのりかわ・のりお)さんへの思いを、涙ながらに口にした。
「なんか、割とよくいっしょに飲んでいた」と振り返った和田は、「だいぶ前にパーキンソン病ということは聞いていたけれど、ちゃんとしゃべれていた。『お酒はどうしているの』と聞くと、飲んでいるよというから、行こうよと言って、去年12月に約束したんだけど、ちょっと(日程が)合わなかった」と振り返った。
番組を「必ず見てくれていた。(スタジオの)上に電話があって、2回くらい、つないだよね。台所から見てくれていると言っていて」と、「おまかせ」にも出演したこともあるみのさんと番組の縁についても、振り返った。
和田は、1日のラジオのレギュラー番組を終えた後に、訃報に接したことを明かした。番組では、TBSが昨年11月にみのさんに最後のインタビューを行った映像も放送したが、和田は「今見たら、いっつも笑っているみのちゃんなのに、笑ってなかったね。ちゃんとしゃべってはったけど…」と、声を詰まらせ「本当にすごい人でした。ほんとに。私はすごいお世話になりました」としのんだ。
「友達のように接してくださって、奥さまが元気な時も、奥さまと息子さんといっしょに…」「紅白歌合戦が終わった後、『日本一うまい司会者』というたすきをあげたら、喜んでくれて…この顔が…」と述べると、絶句。「本当に、心よりお悔やみを申し上げます、大好きでした。ちょっとつらい…」と、涙声で追悼した。
関係者によると、みのさんは1月中旬に都内の焼き肉店で肉をのどに詰まらせて救急搬送され、意識不明が続いていたという。葬儀は親族のみの家族葬で執り行われ、お別れの会などは予定されていない。