笹崎里菜「入社前の一件」を赤裸々に回想 「1回死んで、心は。1週間ぐらい死んじゃって」
元日本テレビでフリーアナウンサー、モデルの笹崎里菜(32)が、2月28日配信のAbema「ダマってられない女たち」に出演。日テレ入社前の一件を回想した。
番組では、NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)第1話の裸体出演シーンで話題となったセクシー女優の藤かんな(35)が、大阪大大学院の理学研究科出身で、上場企業勤務からAVに転身した激動の人生が紹介された。
その特集の流れで、MCのヒコロヒーは「マイナスな経験がプラスに変わったことは?」とお題を出されると、笹崎は自ら「私やっぱり、入社前の一件ですね」と告白。ヒコロヒーはすかさず「あれは私、ファンだったんですよ」と、後押しし、笹崎も「本当ですか!」と笑顔を見せた。
笹崎が「もう10年なんですよ」としみじみ振り返ると、ヒコロヒーは黙っていられない様子で「私、しゃべらせてもらっていいですか」とカットインした。ヒコロヒーは「アナウンサー試験を受けて内定が決まってらっしゃった。でも実は、学生時代に銀座でしたっけ?」と経緯を説明しながら聞き、笹崎は「銀座です」と即答。ヒコロヒーは「銀座で、水商売のアルバイトをされていた、と。それが分かった瞬間に、内定が取り消しします、と」と説明を続けると「分からないです、そのテレビ局さんのルールがあったのかも分からないですけど、取り消しになりました、ってなったら、裁判(起こして)。ちょっと待ってくれ、と。バイトしていただけやがな、と」と、21歳で大学4年時の笹崎の行動を紹介した。
出演者から「カッコイイ~」と声があがり、ヒコロヒーは「めちゃくちゃ骨がある女やな、と思ってて」と絶賛。「これ絶対にアナウンサーになってくれ、やって欲しいと思っていたら見事になって。見事なったら、これ笹崎さんの好きなところが『そんな事なんてひとつもありませんでしたよ』みたいな、涼しい顔してずっと仕事するんですよ」と続けた。
照れ笑いしながら聞いていた笹崎は「この話、1回もしたことなくて」と、テレビでは初出しとしながらも「全然大丈夫で。アナウンサーの時はテレビでする企画がなかったんですけど、身内では本当普通にネタとして、全然しゃべってたんですけど」と紹介。MEGUMIから「よお毎日通えたな」とツッコまれると、笹崎は「10年前は今ほどまだ、ネットリテラシーもなかったので、めちゃくちゃたたかれた。でも、21歳で仕事もしてないから、変な話、逆に守るものもなくて。失うものもなくて、というのが、今思えば強かったなと思って」と回想した。
ただ「内定取り消しになった時は1回死んで、心は。1週間ぐらい死んじゃって」と当時の胸中も赤裸々に告白。「だけど、このまま終わってたまるか、って。行動に起こさないと何も変わらないから、というので。家族ももちろん応援してくれたので」と振り返り、裁判も「全部自分でやったんですよ」と説明。「で、鳴り物入りで入りました」とオチを付けて笑うと、MEGUMIから「(一緒に)飲みに行きたい!」と絶賛された。
「ダマってられない女たち」はAbemaで見逃し配信も実施している。