スタジオアルタ閉館を控え、オーロラビジョン前ではたくさんの歩行者が立ち止まって撮影をしていた(撮影・横山健太)

東京・JR新宿駅東口前の商業施設「新宿アルタ」が28日、閉館する。

1980年(昭55)に完成し、フジテレビ系人気バラエティー番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」の生放送を行っていた撮影スタジオがあったことで知られ、「アルタ前」として待ち合わせ場所の定番でもあった。

アルタ前には、この日も多くの通行客が立ち止まり、写真や動画を撮影しながら別れを惜しんだ。街頭ビジョンにはアルタゆかりの著名人からのメッセージ動画が流された。

館内には、かつてフジテレビ系「笑っていいとも!」でMCを務めたタモリをはじめ、笑福亭鶴瓶、関根勤、小堺一機らの直筆メッセージがプリントされたポスターが多数、掲出された。タモリのポスターには「私はアルタで三十代から六十代までを過ごしました。森田一義」と達筆な文字で記されていた。

各フロアをつなぐ階段には「みんなの寄せ書き」として、桜の花びらを模した紙に書かれた感謝や惜別のコメントが壁面を埋めた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「笑っていいとも!」の新宿アルタ閉館 通行人らが別れ惜しむ 館内にはタモリらのポスターも