大石静「日本一だと思っている」阿部サダヲとタッグ 「『ふてほど』よりすてきに」

7月期テレビ朝日系木曜ドラマ「しあわせな結婚」取材会で。左から、阿部サダヲ、大石静

脚本大石静×主演阿部サダヲが7月スタートのテレビ朝日系木曜ドラマ「しあわせな結婚」（木曜午後9時）でタッグを組むことが決まり26日、都内の同局で意気込みを語った。

阿部が演じるのは、運命の出会いで電撃結婚した人気弁護士の役どころ。妻がある大きな秘密を抱えていたことを知ったことにより、夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンスという。

昨年、NHK大河ドラマ「光る君へ」が大ヒットした大石氏と、「不適切にもほどがある！」が大ヒットした阿部のタッグ。大石氏は阿部について「日本一だと思っている。圧倒的に芝居がうまく、色っぽいのも圧倒的」と絶賛し、「『ふてほど』よりすてきな阿部さんを描いてみたい」。阿部は「今のところタイムスリップはしません」と笑わせた。

タイトルに込めた思いを聞かれた大石氏は「本当は、私が出したタイトルは『ネルラという妻』なんですけど、全員に反対されまして。これが無難かなと」とぶっちゃけ。阿部は「原題が違うんでしょうね。邦題がこれで」とフォローして笑わせた。

大石氏はさらに「『光る君へ』は、私が出したタイトルは『レディムラサキ』だった。欧米では紫式部はそう呼ばれているそうで、相当こだわったが反対されて。だから『光る君へ』というタイトルもあまり思い入れがない」と笑顔で明かしていた。